好きな音楽にまみれた男の日常

DECOY

記憶にある範囲で言うと、一番最初にきちんと聴いたマイルスの

アルバムは「Decoy」である。都立大学駅前の貸しレコード屋さんで借りた、

なんでこのアルバムだったのか?

単純な理由。マイルスの顔のドアップのジャケットにやられた。

あとそもそも、どれを聴けばいいのか情報がなかった。

一応、新宿での復活ライブのテレビ放送は見た。けど。曲なんか

記憶に無い。それでデコイである。今から考えると雑誌や本を

チェックすればよかったんだが。そしてめでたく聴いてみた。

感想は無い。もっと吹きまくっているのかと思った。

そうでなかったら、もっとファンキーな感じかと期待をしていた。

一曲ももっと長いかな?と思ってた。最初のマイルスの印象は

こんな感じだった。マイルスだったら「Kind of〜」とかに代表される

アコスティックな世界から入って行くのが王道なのかもしれない。

けどね、ひとまず有名なマイルスをちょっと聴いてみたいと思ったから

電化時代の作品を聴いたんだけどね。今考えると失敗だったかもしれない。

電化時代でまず聴くのだったら「ユア・アンダー・アレスト」を聴けば

よかったと今になって考える。