好きな音楽にまみれた男の日常

JEFF BECKの思い出(途中)

JEFF BECKさんが亡くなって数雨ヶ月経過。

ふと昼休み中にネットのニュースをて知った。
素直に驚いた。「哀しみの恋人たち」の出だしの
ギターの悲しげな音色が頭の中で響いた。いわゆる
3大ギタリストの中で一番最初にかっこいいと思った。
過去一度だけ横浜の赤レンガ倉庫で開催されたジャズ
フェスでライブを見た。

彼のことを知って、初めての来日公演がスタンリー・
クラークとの共演の時。スタンリー・クラークの名前を
知ったのもこの時が最初。小遣いをほぼはたいて
「BECK BOOK」を購入した。
中学の頃、あんなにかっこいいJEFF BECKってどんな曲を
演奏しているんだか?興味津々だった。
あの頃、歌の入っていない音楽を聴くのはチャレンジだった。
中学2年生くらいの頃は、LPを買うよりもカセットを買って
FMやAMの番組を録音していた。
中学の同級生でJEFF BECK大好きな友人がいた。Beck, Bogert &
AppiceのライブLPやワイアードを持っていたので、家までえ聴きに
行った。大音量で聴いて、かっこいいなぁ〜と感動。
「ワイアード」が1976年の作品。12歳の頃。1977年か1978年には
聴いてたってことだな。その友達の家で、「ワイアード」、
「ライブワイアー」、「ブロウバイブロウ」まで聴いた。

冷静に考えて、中学生が聴くのは少々早いような気もするけど。
いわゆる三大ギタリストの中で誰が一番好きか??と洋楽を聴き始めた
頃によく考えてた。今考えるとおかしな話だけど、基本的な音楽それ自体を
聴いたことがそもそもないのだ。

ラジオ番組で新作の特集をやると分かったら、ラジオにカセットを繋いで
録音。そうやって「THERE AND BACK」は聞いた。彼の来日公演を意識
して見るようになったのは、1978年のスタンリー・クラークとの共演の時。
サンバーストのストラトを弾く姿はもちろんかっこいいんだけど、ギター
シンセサイザーを弾く姿にドキドキしたもんだ。

ジミー・ペイジは、素肌に衣装を着て写真で見るとかっこいいんだけど、
なんかグッとこなかった。クラプトンはクリームはかっこいいと思ったけど、
ロックに目覚めた70年代の時は個人的には今ひとつだった。ということで、
ジェフ・ベックに惹かれた。しみじみと彼のアルバムを聴くようになったのは、
レンタルCD SHOPが街中に営業してからだと思う。そう、彼の音楽よりも
立ち姿のカッコ良さに最初は興味を持った。