好きな音楽にまみれた男の日常

蛍光ペン片手に、エヴァンスを聴け!

 エヴァンスって50年代と亡くなる前の姿を比べると、痛々しい位の変貌ぶり。
ジャズを聴き始めの頃、別人と思っていた。ビル・エヴァンスって3人いると
思っていた。

 50年代の姿のエヴァンス、亡くなる前のエヴァンス。そして、サックスの
エヴァンス。 ま、今となっては大きなかん違い。自分の中ではどうも50年代の
姿で止まっている。ジャズを聴くようになって、マイルスよりも聴きたかったけど、
それよりも聴きたかったのがエヴァンスの「ポートレイト イン ジャズ」。
ジャズへの入り口で彼を聴いても、その後彼の音楽はどうなった?っていうのは
あまり熱心に聴いていない。50年代以降はあまり聴いてない、

という事を「エヴァンスを聴け!」をパラパラと眺めながら思っている。

 どうも、自分がギター大好きな人間だからかウェス・モンゴメリーをはじめとした
ギタリストへの興味がピアニストよりも大きい。幼稚園の頃はオルガン。その後、
小学校3年までピアノを習っていた。けど、ギターの方が気になる。けどね、
「エヴァンスを聴け!」なんて素敵な本を読んでいると、ほんと素直にどんな演奏
なんだろう??と興味がわいてくる。参ったなぁ〜と思いながら蛍光ペン片手に読み
進める。楽しい幸せな時間だ。