2023年1月23日
会社帰りに御茶ノ水disc union Jazz TOKYOで開催される小川隆夫さんの
スリー・ブラインド・マイス コンプリート・ディスク・ガイドの出版記念
イベントに参加。会社をほぼ定時に出て大手町経由で御茶ノ水へ。ま、分かって
いたがあっという間に到着。冷静に考えると、ここには何かイベントがないと
来ないな。今回は小川隆夫さんの他に渡辺康蔵さん、塙耕記さん、島田奈央子さん。
という4
スリー・ブラインド・マイスの存在は小川隆夫さんのONゼミで知った。
60〜70年代の日本のジャズに関しては、ONゼミに参加しなかったら聴かなかった
と思う。渡辺貞夫さんの名前は知っていても、あくまでも70年代後半からの話。
それ以前はまったく知らない状態。日野皓正さんに関しても同じ。
音を聴くと、単純にかっこいいじゃん!と思える。こりゃ凄いじゃん!と。
イベントは19時から1時間ちょい。山本剛さんと鈴木勲さんの演奏を数曲聞いた。
山本さんの「MISTY」はやばいね。泣きそうになった。ムードメイカーズのレゲエ
ヴァージョンの「MISTY」も悪くはない。けどねぇ〜。「MISTY」はこうでなきゃ
嫌だね!と山本さんの演奏を聴きながら思った。鈴木勲さんの演奏は凄い。録音は
1974年。小学校高学年の頃、日本のジャズは熱かったんだね。
チェロとベースの共演なんてかっこよすぎる。お店で聴いた時、鈴木さんのチェロの
リアルな音が聴こえて感動。こういった音が聴ける作品ってあまり出会ったことがない。
70年代の日本のジャズもきちんと聴いておきたい。そんな時に小川さんのこの本は
最高の手引きとなるだろう。アルバムの解説だけじゃなくて、インタビューも興味
深い。金曜日に入手してインタビューは、二回読んだ。
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