2017年5月31日
「Bird」は今まで何回見返しただろうか?最初に見たときは、パーカーって
どんな人だったんだろうか?ということを少しでも手助けにならないだろう
か?と思って。映画は基本的に暗い。ま、あれだけの人生だからHAPPYな
感じでは終わらないのは分かるけど。
「Bird」のサントラで残念な点は「LOVER MAN」が収録されていない点。
Lover Man sessionはいろんな意味で有名だと思う。
その演奏をなぜサントラに収録しなかったのか??大人の事情なのかな?
映画を見るまではパーカーって聴いても、なんだかいまひとつって感じだった。
だったら、どんな人だったのか少しでも知ることはできないだろうか?と思って
映画を見た。見たけど結局、映画の最初に流れてくる「Lester Leaps In」の
超高速フレーズが苦手だった。あんなに早いテンポで演奏しなくたっていい
じゃない?なんて思ってしまって。数年間放置。その後、再び見るように
なったきっかけは、Dean Benedetti録音のCDを聴いてから。
ふむ、パーカーというとものすごい早いテンポで演奏しているのが多いと
思ったら、そうでもないんだ!ということが分かってよかった。
だから、「LOVER MAN」もパーカーだから、絶対収録してほしかったな。
映画をみて、パーカーを分かったか?というと全くなのだ。
その後、パーカーの生まれてから亡くなるまでを詳細に書いた本を読んで、
初めて少し分かったんじゃないかな?と思えるようになった。あくまでも、
映画は彼の人生の一部をかいつまんで映像にしたものだと思うのだ。あれ
これ、細かなことに関しては「バードは生きている」ロス・ラッセル著を
読むと分かる。
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