以前、「Teen Town」という曲を大好きでいろんな
アーティストの演奏を聴いていた。作者であるジャコ・
パストリアスの演奏がかっこよくて大好きなんだけど、
他にカヴァーしている演奏を聴くとついついジャコと
聴き比べてしまって。。
Weather Reportの「Heavy weather」や「8:30」も
悪くない。特に「8:30」はライブだから好き。でも、
ライブだからっていうその感じは、この曲には勢い!が
必要だぜ!って自分で思っているのだろう。
だから、マーカス・ミラーの「The Sun Don’t Lie」に
収録されている演奏は、凄まじくカッコよくて、この曲の
もっているワイルドさをサムピッキングで表現していると
思う。
ジャコの演奏だったら、「Live in New York City,
Vol. 5: Raca」での演奏がいい。この演奏に参加している
ギタリストがマイク・スターンなんだよね。
「Live in New York City〜」だとハイラム・ブロックが
参加している場合が多いから、この演奏はレアだと思う。
この作品自体、録音は決していい状態と言えないと思う。
けど、その状態が演奏のライブ感を伝えているように思う。
ジャコの作品をベースじゃない楽器でカバーするのが、
聴いていてわくわくする。どんな感じで曲のテーマが
登場するのだろうか!なんてね。どれだけ、ワイルドな
感じを残しつつ演奏しているのだろうか?って興味がある。
オリジナルと同じテンポで演奏しているのは、好みじゃない。
オリジナルよりもテンポが速いのが好き。遅い演奏も聴いた
ことがあるが、う〜んと絶句した。
一つ言えることは、同じ曲をいろんなバージョンで聴くのは
非常に面白い!っていうことだね。これだけは確か。
マニアックかもしれないけど。
コメントを投稿するにはログインが必要です。