好きな音楽にまみれた男の日常

Brilliant Corners

 セロニアス・モンクの曲。初めて聴いたのはモンクでは
なくて、大西順子さんの「Wow」に収録されている演奏。
大西さんの演奏を聴いて、原曲はどうなっているのか?と
単純に興味をもって聴いてみた。
 「Wow」が発表されたのが1993年だから、ジャズを聴き
始めた頃だったかな?ひっかかる感じの演奏、不協和音の
ような響きの演奏。なんだかなぁ〜と。

ビル・エヴァンスは聴いてスムーズに耳に入ってくる。
だけど、この曲はスムーズではないけど耳に残る。
いやいや、身体に残るひっかかる感じの演奏は記憶に
残るんだよね。大西さんの演奏はモンクの演奏を
ソフトにした感じ。モンクの原曲を聴いた時に、
リズム感っていうのかな?微妙なズレに驚く。
身体の中にメトロノームが備わっているんだと思う。

 モンクを聴くとき、この微妙なズレを楽しみにして
聴くと面白いと思う。