2020年1月3日
ビル・エヴァンスを聴く場合、「Waltz For Debby」(1961年),
「Portrait In Jazz」(1959年)を聴いて次に何を聴こうか?と。
深々と頭を下げて演奏している姿が非常に印象的な
「The Complete Live At Village Vanguard」(1961年)を
聴いちゃうのが素直な流れなのかもしれない。
エヴァンス→ピアノトリオという連想ゲームにぴったりとハマる。だけどね、
そういう流れは素直すぎて面白くない!もう少し違ったエヴァンスはないのか!と
いう方にオススメなのが「Conversations With Myself」(1963)。
このアルバム、ピアノトリオではない。ピアノだけのソロアルバム。
ピアノ1台での演奏じゃない。ピアノの多重録音。ピアノ3台での演奏。
なにそれ?って感じだけど、一曲目に収録されているのが「’Round Midnight」
だから少々落ち着いた気持ちで聴けるはず。でも演奏は面白い!
この作品から15年後に「New Conversations」(1978)を発表するけど、
この作品はピアノだけじゃなくて、エレピも入っているからね。
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