好きな音楽にまみれた男の日常

立ち食いそば に思うこと

 子どもの頃、立ち食いそばに憧れた。憧れたっていうのは
大袈裟な言い方だけど。立って食べてOKという状況が新鮮
だったのかもしれない。

 高校の頃、中目黒の駅構内に立ち食いそばの店があった。
いつか食べよう!なんて思っているうちに高校の三年間は
終了。食べなかった。
二子玉川にも立ち食いそば屋はあった。二子玉川は今では
華やかで綺麗な駅になったけど、昔は地味な感じだった。
駅構内にお店があったが、食べなかった。

 最近では、しぶそばにお世話になっている。富士そばもたまに。
数年前に某医大に通院していた時期があった。その時は、
富士そば、小諸そば、はなまるうどんの三店舗をぐるぐる
ローテーションしてた。

思うんだけど、立ち食いそばって随分変わったもんだと。はるか昔、
立ち食いそばのお店って綺麗な印象はなかった。なんでだかね。
今では基本的に綺麗である。げ!って一瞬ひいてしまうような
お店には出会わない。

 しぶそばだと、二子玉川店と本家に行く。両方とも女性の姿も
見かけるのだ。こういう風景、40年前にはあったのかな?なんて
思う。今後、わざわざ立ち食いそばを食べ歩こう!なんてことは
思わないけど、ささっと空腹を満たすのには最適だから今後も
地味にふらふら行くと思う。

 落ち着いて座って食べるうどん屋さんは、用賀の葵。
蕎麦屋さんだったら都立大学の「存ぶん」しか知らない。
この歳になったら蕎麦屋で一杯!なんてことをやってもいい
かな?なんて思ってはいるけど、まだそのタイミングではない
ような気がする。