2023年1月12日
コルトレーンの「ふぎょー&ブギョー」っていう音を聴いていたら
なんだかジャコ・パストリアスの「Blackbird」を聴きたくなってきた。
このアルバムを買ったのはジャコの伝記本を読んで、少々突っ込んでジャコを
聴き初めの頃。
フムフム、ドラムとベースのDUOなのか。ライブか!面白そうだな。ドラムが
コルトレーンと一緒に演奏していたラシッド・アリ。どんな演奏なんだろう?と
ワクワクしてCDのスタートボタンを押す。即後悔。
なんじゃ!このどんどこドラムは!と感じたのが「Broadway Blues」だった。
ドラムの後には当然の事ながらジャコのベースの音が登場。ベースの音は歪んでいる。
その歪み方もなんだかワイルドなんだよな。録音状態なのか、それとも歪ませ方の問題
なのかよく分からないが。とにかく、ワイルド。参ったなぁ〜。と、思ったけど自然と
聴いているんだよなこれがまた。そこが「ジャコ愛」ってもんだろう。
ジミヘンの「Purple Haze」やビートルズの「Blackbird」も演奏している。
これねぇ〜。ジャコの演奏とドラムとの関係をどう考えるか?ジャコの奔放な
演奏に意味を持たせる為に必死に叩いていると考えるか。どうなんだろうな?
決して聴きやすいアルバムとは思えないが、個人的には大好きな作品。
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