好きな音楽にまみれた男の日常

Blackbird-Jaco

 コルトレーンの「ふぎょー&ブギョー」っていう音を聴いていたら

なんだかジャコ・パストリアスの「Blackbird」を聴きたくなってきた。

このアルバムを買ったのはジャコの伝記本を読んで、少々突っ込んでジャコを

聴き初めの頃。

フムフム、ドラムとベースのDUOなのか。ライブか!面白そうだな。ドラムが

コルトレーンと一緒に演奏していたラシッド・アリ。どんな演奏なんだろう?と

ワクワクしてCDのスタートボタンを押す。即後悔。

 なんじゃ!このどんどこドラムは!と感じたのが「Broadway Blues」だった。

ドラムの後には当然の事ながらジャコのベースの音が登場。ベースの音は歪んでいる。

その歪み方もなんだかワイルドなんだよな。録音状態なのか、それとも歪ませ方の問題

なのかよく分からないが。とにかく、ワイルド。参ったなぁ〜。と、思ったけど自然と

聴いているんだよなこれがまた。そこが「ジャコ愛」ってもんだろう。

 ジミヘンの「Purple Haze」やビートルズの「Blackbird」も演奏している。

これねぇ〜。ジャコの演奏とドラムとの関係をどう考えるか?ジャコの奔放な

演奏に意味を持たせる為に必死に叩いていると考えるか。どうなんだろうな?

決して聴きやすいアルバムとは思えないが、個人的には大好きな作品。