2023年1月5日
パーカーを初めて聴いたのは、「KO KO」のように非常にテンポが速い曲だった。
制限速度が30キロの道を60キロ以上だして走っている車のよう。
あー慌ただしすぎる!やっぱし、ジャズって静かな感じがいい。
静かに落ち着いた状態で、一人グラスをくゆらせながら聴いちゃうんだもんね。
なんて思っていたのでね。マイルスの「KIND OF BLUE」のような演奏がやっぱし
ジャズだよね!と。そのスピードで敬遠しちゃったような気がする。
基本的にA型人間なので、ジャズの歴史を順々と昔から聴いていければ良かったんだけど
どうもね。パーカーを飛ばしてマイルスに行ってしまった気がするんだよね。
ま、パーカー以前と以後を冷静に考えるとパーカーはパーカー。この時代はこれが
メインストリームだったんだろう。
後になって知るんだけど、パーカーの慌ただしくない演奏もきちんと存在している。
ストリングスと共演しているアルバムなんて、もう唖然とする。まったく別人の演奏。
おしゃれな感じ。こりゃー面白い!と思ったんだよね。二面性っていうのかな?
こういう極端な演奏をこなすのを聴いていると、ホント凄いと思う。それで年齢は
若いんだから困ったもんだ。
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