パット・メセニーの名前を初めて知ったのは、ヤングギターかプレイヤーだったと思う
音を聴いたのは、「Travels」だったと思う。1983年の作品だから、私が20歳の頃って
事になる。綺麗なギターの音色!すごい機材!
いったい何がどうしてあんな音がでるんだろうか!?と不思議だった。
一応、中学の頃にフュージョンブームがあってラリー・カールトンや
リー・リトナーを聴いていた。けどね、パットさんのような音を聴いたのは
初めてだった。ギターシンセもガンガン使っていたしね。パットさん以前だと
川崎燎さんが六本木のピットインでのライブで使っていたのをテレビで
見た事があったけどね。バンドの編成もパーカッション(含む VOICE)なんて
参加したバンドを見たのは初めてだった。
不思議な世界だな〜、それがまず最初の感想だった。真面目に聴き始めたのは結構
遅い。彼の引き出しの多さっていうのかな?自分の名前でのプロジェクトとバンドでの
音楽がまったく違ったり。「Zero For〜」のような物凄く歪んだギターのみの多重録音の
作品を聴いたりすると「この人の思考は一体どうなっているんだろうか?」と音楽よりも
人に対して興味・感心を抱いてしまった。何を目指しているのか?彼の頭の中でどんな音が
鳴っているのか?。今度はどんな音楽を聴かせてくれるのだろうか??と彼の動向が
気になるようになっていた。そういう点で彼の動きに関心をもって見ていたところで、
「オーケストラリオン」の演奏。CDを聴いているだけだったら、ふむふむってだけ。
DVDを見たら「絶句」。言葉がない。大掛かりな物凄い数の楽器を一人で操っているなんて。
やはり、彼の動向は注意しておいた方が絶対に面白い!
最後のライブ・アンダー〜にも登場していた。けど、サンボーンとマーカスの
共演の日を選んだ。ロイ・ヘインズとデイブ・ホランドとのトリオはライブには行った。
けど、パット・メセニーグループのライブは聴いたことがない。
次回は、絶対行く!
と、このCDを聴いて思ったのでありました。このCDは2014年の海賊盤。
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