2024年11月24日
ジャズを聴いてみようかな?と思いつつも、ロックのようなハードな一面を
求めていたから、活動再開後のマイルスバンドのマイク・スターンのように
歪んだ音でガンガン弾きまくる演奏がかっこいいと思った。
ジャズをニューオリンズからの流れで捉えるんじゃなくて、ロックからの
流れ、フュージョンから遡って捉えようとしていたんじゃないかな?
今考えるとそう思う。堅苦しい言い方だけどね。
ロックがあって、フュージョンがあって、そしてフュージョンまで聴いたん
だったら、ジャズも聴かなきゃね!とも思ってたのは事実。
ジャズという聴いたことのないジャンルの音楽であっても、自分の耳に
まず響いてくるのは、ギターの音。その次はベースの音。といいつつ、マイルスを
外していたら問題だろう!と思って真面目に?聴こうとしていた。
で、マイルスじゃなくてマイク・スターンさんの件。初めて彼の演奏を聴い
たのがマイルスの新宿西口で開催されたライブ。
ジャズのギタリストというと、フルアコのギターを抱えて座って弾いて
いると思っていた。けど、マイク・スターンは白のストラト。長髪の髪を
振り乱して弾いていた姿が印象に残っている。そうか、こんなにロック
みたいな音で弾いていてもいいんだ!と思って、マイク・スターンに興味を
もったし、マイルス・デイビスにも興味をもった。このロックみたいな
ギターの音色がジャズでもオッケーだったら、ジャズも聴いていけるん
じゃないかな?なんて思ってた。今考えると、意味不明なんだけどね。
その後、マイルスの81年以前の作品を聴いていくようになったのは自然の
流れ。でも、それがいいと思って聴くまで時間はかかった。
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