好きな音楽にまみれた男の日常

48回目のONゼミ その1

48回目のONゼミ。

 今回は「ジャズメン死亡診断書」発売記念。ジャズメン、確かに

アルコールや薬で若くして亡くなってしまう人も多い。というのはなんと

なく思っていた。リー・モーガンの死因は「エッ!」という感じだし。

今回のイベントで取り上げられたのが、チャーリー・パーカー、ジャコ・

パストリアス、エリック・ドルフィー、ビル・エヴァンス。そして、マイルス・

デイビス。パーカーに関しては、映画を見て、関連本も読んだ。

一時期とにかく興味があった。音楽っていうよりも、彼の生き様なのかな?

34歳という若さで亡くなってしまうのは驚きだけど、10代の頃からドラッグを

やっていたってのも驚き。ドラッグに手を出してから亡くなるまでの20数年の

間、素面の時間彼は何をしていたのだろうか?ドラッグの後、アルコールに

はしる。冷静に考えると、素面の時期っていうか時間ってあったのだろう

か?と疑問に思うのだ。演奏だけじゃなくて名曲も残している。そんな曲を

つくりあげたときでもかれは素面ではなかったのだろうか?ドラッグや

アルコールの中で名曲をつくりあげることができると、それが無ければ曲が

書けないっていうことになるのかな?ジャコはビル・ミルコウキーの本を

何回も読み返している。言葉にすると彼の死は一言「残念」なんだけど、

彼の音楽は今でも聴き返されているだろう。永遠に不滅だ。

「Donna Lee」を聴いたけど、同じフレットレスベースでこの曲をプレイ

しても、このグルーヴ感は出せないと思う。

ビル・エヴァンス。う〜ん。なんで60年代のあの姿が亡くなる前の姿に

変わるのだろうか?「病気」って一言で済ませてしまうと終わりなんだけど。

なぜ、本人は治療する道を選択しなかったのか?。本人にしか分からないん

だろうな。