好きな音楽にまみれた男の日常

いつか王子様が

「Someday My Prince Will Come」である。

マイルス以外に多くの人の演奏を聴くことができる。

ピアノでもギターでも取り上げている人は多い。

マイルスというかジャズを聴きはじめた頃、よく

聴いていた。この曲はアルバムの1曲目に収録されて

いる。そこで、ついついこの素敵な最初の曲だけを

聴いて、終わりにしちゃう場合が多い。(私だけか??)

 このアルバムの2曲目以降を聴くようになったのは、

アルバムを入手したから随分後のこと(大汗。

参加メンバーは、ハンク・モブレー、ジョン・コルトレーン、

ウィントン・ケリー、ポール・チェンバース、

ジミー・コブ。いやはや・・・。豪華なメンバー。

この曲もそうなんだけど、このアルバム全体に感じられ

るのが、リラックスした雰囲気。

 後の「Four&More」や「Miles in Berlin」のような

ピリピリとした緊張感、緊迫感はあまり感じない。

録音が1961年。60年代にマイルスの音楽は劇的な変化を

遂げる。そんな60年代のはじめにこのようなリラックスした

演奏をマイルスはしていたんだね。