好きな音楽にまみれた男の日常

墓参り 雑感

9月19日墓参りに行った。前日の台風の影響が少々心配だったけど、
天気が回復する予報だったので18日に寝る前には行くことを決めてた。
母親のお昼の準備をして11時少し前に出発。お墓までの時間は約2時間。
家族で行ってたはるか昔は、渋谷からの井の頭線が長く感じてた。
最近ではあっという間と思えるようになった。一眠りすればすぐ。
昔はこの時とばかりスポーツ新聞を買ってたけど、最近は本を持参。
スポーツ新聞とは疎遠。

きれいになった多磨駅に違和感を感じつつ、霊園へ。石屋さんにご挨拶をして、
桶を受け取りお墓へ。なんだか見たこともないような風景に焦りつつも、
お墓へ到着。一人で来るようになった最初の頃は、今日は無事に辿り着ける
だろうか?なんてビクビクしつつ行ってたけど、最近は何も感じず考えず
動いている。あ、ここら辺りで曲がったはず?なんて程度で到着できる
ようになった。進歩している自分を感じる(自画自賛。墓参りは祖父
だけ埋葬されていた頃は、正直ピンと来なかった。その後、祖母が亡くなり。
そして父が亡くなった。だんだんお墓参りに関して、自分の気持ちが
変わってきているのは感じる。ま、当たり前だな。

幸いなことに自分は墓参りに来ることができる。我が家の隣のお墓は草が
生え茂っていてお墓の姿を簡単には確認できない。それぞれ事情があるの
だろう。けど、なんだか寂しい気持ちにはなる。お墓の中で眠って
いらっしゃる方の気持ちはどんなものだろうか?なんて考えるのだ。
そんなことは以前は考えなかったな。ふーん、このお宅はあまりお参りに
来てないんだね、ってただそれだけ。

先人にお参りする行為って忘れちゃいけないことだと思う。それは歳を重ねて
思うようになった。先人がいて僕がいる。