2023年1月5日
ま、いろんな意見があるとは思うけど個人的にはコルトレーンの<重>の
中では「Kulu Se Mama」が好きだね。コテコテの重である
「Ascension」を聴く前にその心の準備として聴くのにはいいんじゃないかな?
曲数は3曲と少し寂しいんだけどね。
最初の曲が18分ちょい。この長さで挫折してしまうかもしれない。
そんな事が予想できる場合は、最後の曲の「Welcome」から聴くと良いだろう。
この曲は穏やかだ。いわゆる、「フギョー」「ブギョー」っていう後期の
コルトレーンによく聴かれるサックスの音色ではない。静かな穏やかな演奏。
2曲目の「Vigil」の長さは9分。ま、それなりに長いけど「天国への階段」が
ライブだと10分弱だから同じ位の時間。ドラムが自由奔放な感じで叩いている後を
コルトレーンが追いかけるような感じで吹きまくる。かっこいい!
1曲目がタイトル曲の「Kulu Se Mama」。いやはや、「重」です。
「ふぎょー、ぶぎょー」が聴けます.曲全体の雰囲気は怪しい。この怪しさが
なんとも好き。耳に残るんだよね。で、耳に残ってしまい他の作品も聴きたくなって
しまうんだよね。
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