好きな音楽にまみれた男の日常

コルトレーンの「重」なら、まず!

ま、いろんな意見があるとは思うけど個人的にはコルトレーンの<重>の

中では「Kulu Se Mama」が好きだね。コテコテの重である

「Ascension」を聴く前にその心の準備として聴くのにはいいんじゃないかな?

曲数は3曲と少し寂しいんだけどね。

最初の曲が18分ちょい。この長さで挫折してしまうかもしれない。

そんな事が予想できる場合は、最後の曲の「Welcome」から聴くと良いだろう。

この曲は穏やかだ。いわゆる、「フギョー」「ブギョー」っていう後期の

コルトレーンによく聴かれるサックスの音色ではない。静かな穏やかな演奏。

2曲目の「Vigil」の長さは9分。ま、それなりに長いけど「天国への階段」が

ライブだと10分弱だから同じ位の時間。ドラムが自由奔放な感じで叩いている後を

コルトレーンが追いかけるような感じで吹きまくる。かっこいい!

1曲目がタイトル曲の「Kulu Se Mama」。いやはや、「重」です。

「ふぎょー、ぶぎょー」が聴けます.曲全体の雰囲気は怪しい。この怪しさが

なんとも好き。耳に残るんだよね。で、耳に残ってしまい他の作品も聴きたくなって

しまうんだよね。