高中正義さんの新譜を先日購入。
高中さんはリアルタイムでブルー・ラグーンを聴いていたので、
このアルバムはなんとも懐かしいというか、感慨深いものがある。
高中さん、個人的には今まで一度しか生演奏を見た事がない。
生で見たのが、1978年のヤングギター主催(?)のイベント。
このライブ、冷静に考えると凄い。司会がお一人ではなかったが、
近田春夫さん。
出演されたのが金子マリ&バックスバニー(この時のベースは現在
カシオペアの鳴瀬さん、ギターが永井さん)、クリエイション、
(ギターが竹田和夫さんゲストで森園勝敏さん)。ゴダイゴ、
Charさん、BOW WOW。席が最前列のドまん中だったんで人が
凄かった。で、高中さんの印象は正直言ってあまり無いのだよ。
そもそも、このライブは友人に誘われて行ったんで予習というか
知らない方が多くて。今になって冷静に考えてみると凄いライブ
だったんだなぁ〜と思う。
話を高中さんに戻すと、高中さんのブルー・ラグーンは1979年発表の
アルバムに収録されていたはず。1964年生まれだから、まさしく
リアルタイムでこの曲を聴いていた。
テレビCMにも使われてたしね。「パイオニア ステレオ音楽館」
というテレビ番組があって、その番組中のCMで流れてた、CMの部分も
録音して何回も繰り返し聴いてドキドキしてた。このパイオニアステレオ
音楽館って番組、今考えてもなかなか凄かった。だって、高中さんの
ライブでしょう、ラリー・カールトンのライブ、テクノポップ特集、
川崎燎さんの六本木ピットインでのライブ(←このライブ、ギター
シンセサイザーを使っててね。ホント驚いた)とかとか。
テレビを録音して何回も聴いていた。
で、今回のこのアルバム。ギターの音が昔と比べて歪んでる!
いいじゃん!年齢を重ねて昔の作品を再録音して、音が昔以上に
歪んでいるなんて最高じゃないか!とあたくしは思うのだ。いわゆる
フュージョンブームの頃は、コンプレッサーやコーラスを多用して
ソフトな音作りをしていたんだろう。この音を聴いていたら、ジェフ・
ベックを思い出してしまった。ベックって歳を重ねるに従って
段々ギターの音色が歪んでいるもん。
でもって、高中さん。初めてライブを見て以降興味をもったのは、ヤマハの
SGを使用していたのでね。ヤマハのSGって昔はサンタナが使っていた。その後、
日本人では高中さんが使っている姿をみて、「SGか俺もSGだもんね!」と
思ったもんだ。
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