2013年6月4日
ビッチェズ・ブリューである。初めて聴いたのは今から20年以上前。
ジャズを聴き始めた頃だった。その当時、入門書に紹介された作品を
一枚づつ聴いていた。でもって単純にこのアルバムに辿り着いた。
買って、音を聴いて即後悔。
最初の曲で20分以上あるなんて!その当時は全く受け入れられなかった。
最初の印象がそんな感じだったけど、それから目出たくというか
マイルスの作品を聴いていくうちに、20分でもここの演奏いいじゃん!
と思うように変化していったんだよね。
その変化の間に、マイルスの自叙伝や小川隆夫さんの著作を読んだ事で
少しはマイルスの音楽に関しての変遷を知るようになったからだと思う。
となると、次の段階として「このアルバムはどのようにしてつくりあげられたのか?」
という疑問がわいてくる。
で、ビッチェズ・ブリューのメイキング盤が存在する事を知る。
知ったら聴いてみたいと思うのが人間。
ということで購入したのがこれ。
SO WHATレーベルの「UNRELEASED BITCHES BREW SESSIONS」。Limited 300Copiesって
ホントかな?一応それの 129/300 という盤を購入。
ジャケットのマイルスの姿が眼光鋭く周囲を寄せつけないような雰囲気、じゃないんだよな。
ちょっとお疲れモードなのかな?なんて思ってしまう。ま、そんな事は録音されている
内容とは関係のない話。
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