好きな音楽にまみれた男の日常

マイルス・デイヴィスの真実

「マイルスデイビスの真実」は最初に図書館で借りて読んだ。

とにかく、マイルスに関する何かが知りたかった。

ジャズの入門書や特集記事でマイルスに関して書いてあっても、

短いなぁ〜と思ってた。

 読んでも、なんだか物足りない感じ。これだけでマイルスの生涯が

おしまい?と。そんな思いはもっていた。そんなときに図書館で、

出会ったのがこの本、厚い。読めるだろうか?ひとまず借りちゃえ!と。

でも、読めるかな?飽きないかな?と思ってたら、面白い。

つるっと読んでしまった。マイルスの人生を書くんだったら、これくらいの

長さは必要だろう。そう思うのだ。

 後に、菊池成孔さんと大谷さんが共著で「M/D」という本を出版。この本も

分厚い。

本を読了後図書館に返却してそのまま、時間は経過。その後、著者の

小川隆夫さんの音楽ゼミナールに参加。確か駒場東大前で開催された60年代

マイルスのときに、購入しサインもして頂いた。この本、装丁が素敵。手元に

置いて、ふと読み返すこともある。

素敵なマイルス本である。