「Live Evil」を聴くの遅かった。マイルスの作品を潰すように聴いて
68年から「アガルタ」「パンゲア」までの作品ってどれを最初に聴けば
いいのか?いいとか悪いと言うのは微妙な言い方だけどね。
全ての作品を聴いていこうとは思っても、難しい問題だ!と思いつつ
手当たり次第に借りたんだけど(笑。
細かな参加メンバーを読んでも今一つ分からない、という状態の時に
判断するのは、ジャケットを見て興味を持つかどうか。冷静に考えると、
どうかとは思うが。それで、ジャケットを初めて見た時はどうして
こういう写真ジャケットになるのだろうか?と。スタジオ録音と
ライブを収録した曲があると。。そうかライブか!観客の拍手とか
収録されているんだろうな!なんてことを思った。実際はどの曲が
ライブなの??と確認。
今ではきちんとCDで持っているけど、最初は図書館かTUTAYAにお世話に
なったはず。iTunesに保存しようとして、その前に少し聴かなきゃ!と
スタートボタンを押した。
1曲目の「Sivad」が15分。マイルスの演奏の音は確認できるけど、
この音は何??ワウ?と思ってたら、エフェクターを通さない音に変わってた。
今聴くとかっこいいとは思うけど、これを最初に聞いたのは、マイルス初心者の頃。
やはり初心者には休業直前のマイルスは早すぎる。「Sivad」の音の洪水をかっこいい!と
思えるまでには至っていないのだ。2曲目の「Little Church」は3分17秒の長さ。
なんか曲の始まりからして暗い雰囲気満載。出だしに聞こえるのは口笛ではないか!_
最初に聴いた時は、きちんと聴かないで飛ばして次の曲へ。
3曲目の「Medley: Gemini / Double Image」へ。この曲の出だしに聴こえる歪んだ
ギターのかっこよさ!これはいい!と思いつつ、どこかで盛り上がるのかな?と思って
聴いているうちに曲が終わってしまった。
「WHAT I SAY」が最初に聴いた時点で一番好きになった。ドラムのリズムと低音が響く
ベースの音色は最高!問題は20分以上という曲の長さ。でも、それぞれの楽器のソロを
聴いているだけで20分はあっという間に経過。後になってもこの「WHAT I SAY」は
好きな曲となる。1枚目の最後に収録されているのが「Nem Um Talvez」。うーんと
聴いてたら終わってしまった。
「う〜ん」と言葉にならない言葉がでたのが正直な感想。音楽ってそれを聴くタイミングって
あると思ってる。今はその時じゃないんだろう、そうこのアルバムを最初に聴いた時は
思うようにした。
あとで落ち着いて聴きましょう!とiTunesに登録したけど、2枚目まで聴くのは少々後のこと。
このアルバムを聴いたから、セーラードアを聴くようになったし、70年代のプライベート盤を
聴いて、このアルバムに立ち返ることも多かった。
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