好きな音楽にまみれた男の日常

1975年 アガルタ 

「2010年のマイルス・デイビス・ガイド」を

購入し、久しぶりに「アガルタ」を聴いてみようかと思って昨日と今日の通勤時の

音楽は「アガルタ」をチョイス。

マイルスを聴き始めた頃、

  1. 日本公演である。
  2. なんだか、評判がすごい!

というので気になっていた。その後、レンタルして

聞いてみた。


でもね〜。ダメ。長すぎる。

一曲で30分以上は無理。あの調子で30分以上

突き進まれるのは聴いていてキツイ。その後、

「パンゲア」も聴いたがダメ。その後、

モントルーの20枚組は買って聴いた。

「アガルタ」や「パンゲア」よりも聴きやすい

かな?と。怪しさと勢いはアガルタ&パンゲアの

方が優っている。そして、あれこれマイルスを

聴きまくった。映像も見た。マイルス関連の本も

読んだ。それで、聴いてみる。

すごいじゃん!かっこいいよ!と思うように

なった。

曲は長い。けど、次の展開が全く予想できないのはすごくないだろうか?

時代は1975年。演奏している側の緊張感が、聴いている側にも伝わって

来るアルバムってあまりお目にかかったことがない。

 ベース、ドラム、パーカッション、サックス、

ギター2人。それに

マイルスという編成。ぜんぶ通して聴くのが最高だ

けど、それは結構ハードなんじゃないかな?アガルタは、2枚組で3曲収録。CD1枚に1曲。

演奏時間1時間の曲もある。

 だから、ぜんぶ聴こうとしないってのも作戦では?自分が聴ける

ところまで聴いてみる。理屈じゃなくて、なんかダメとか、聴いている

時間が無いっていろいろ理由はあるだろう。けどね、ひとまず1975年の

この音の洪水に身をゆだねて欲しいのだ。

今から40年以上前、こんなかっこいい演奏を

マイルスはしていたんだぜ!

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