好きな音楽にまみれた男の日常

Medley:Gemini/Double Image のギターにしびれた

電化マイルスというと、単純に「ギター」が!と思う。

ま、ベースとドラムの演奏に注目するのが自然の流れだから面白くないでしょ。

まずは、ギター。

 そのギターの音色も「Miles In The Sky」の「パラフェナリア」でのジョージ・

ベンソンと数年後の、ジョン・マクラフリンやレジー・ルーカスやピート・コージー

の演奏は音色も違うし、ファンキー度合いやロック具合も違う。

まず、思い浮かぶのは「Medley:Gemini/Double Image」。

この曲はLIVE EVILの1枚目の2曲目に収録。曲の長さは約6分。この時期の

マイルスとしては聴きやすい長さ。まず最初に耳に飛び込んでくるのは歪んだ

ギターの音色。これは、たまらない。この音色はジャズではありませんね。

ロックです。歪んだギターの音が素晴らしくかっこいい!他のマイルスやドラム、

ベース、キーボードは音数少なめ。パーカッションが怪しい雰囲気を倍増させている。

いや〜すごい!怪しさ&ロック感全開!

あえて残念なところは、終わり方が唐突なところ。

この先の演奏はどうなってしまうんだろう!?おや?もう終わりなのかな?と

思ったら、ポン!と終わってしまう。ワウのギターもいいけど、こういった

歪み具合のギターの音色も最高である。