好きな音楽にまみれた男の日常

音楽の大作ってなんだろう?

ミュシャの「スラヴ叙事詩」をみて、音楽の大作ってなんだろう?と

思うようになった。そもそも音楽で大作って言うと、枚数?参加人数?

どれくらいの時間がかかったか?基準はなんだろう?

 大作ってアルバムの枚数じゃなくて、音楽の歴史を変えるような作品って

ことじゃないかな?だから、マイルスの「カインド・オブ・ブルー」は

一枚でも超大作。発売されて長い時間が経過しても継続して売れ続けている。

いろんなジャズの本というかマイルス本を読んで思うんだよね。

マイルスは「カインド・オブ・ブルー」が今のように聴かれ続けている

ことを予想したのかな?

 「スラヴ叙事詩」は今から100年以上前の作品。その絵を見て言葉を

失った。マイルスの「Blue In Green」を大きな音で聴くと、呼吸を

忘れるくらい一音に集中してしまう。絵でも音楽でも、言葉を忘れさせる

くらいの作品に出会うのはあまりない。それに出会いために、絵を見るし

写真も見る。そして音楽を聴くんだろうな、自分は。

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