2024年11月24日
ミュシャの「スラヴ叙事詩」をみて、音楽の大作ってなんだろう?と
思うようになった。そもそも音楽で大作って言うと、枚数?参加人数?
どれくらいの時間がかかったか?基準はなんだろう?
大作ってアルバムの枚数じゃなくて、音楽の歴史を変えるような作品って
ことじゃないかな?だから、マイルスの「カインド・オブ・ブルー」は
一枚でも超大作。発売されて長い時間が経過しても継続して売れ続けている。
いろんなジャズの本というかマイルス本を読んで思うんだよね。
マイルスは「カインド・オブ・ブルー」が今のように聴かれ続けている
ことを予想したのかな?
「スラヴ叙事詩」は今から100年以上前の作品。その絵を見て言葉を
失った。マイルスの「Blue In Green」を大きな音で聴くと、呼吸を
忘れるくらい一音に集中してしまう。絵でも音楽でも、言葉を忘れさせる
くらいの作品に出会うのはあまりない。それに出会いために、絵を見るし
写真も見る。そして音楽を聴くんだろうな、自分は。
Posted from SLPRO X for iPhone.
コメントを投稿するにはログインが必要です。