2024年11月24日
どんなに、有名な名作であっても人それぞれに聴くタイミングはあると思う。
ロックやジャズを聴き始めた頃、これぞ名作!ってのを聴いた。
そうか、これが名作っていうのか!と思って聴いていた。しっくりくるのなんて
あまりなかったような記憶が。でも、「ひとまず通る道」と思って聴いていた。
冷静に考えると意味不明。ロックだと、クラプトンとジミー・ペイジと
ジェフ・ベックの三人のうち誰が一番好きか!なんて中学の頃よく考えた。
うん、あたくしは「SANTANA」だったんだよ。われながらひねくれているな。
最初に買ったエレキギターもレスポールやストラトのモデルじゃなくて
ヤマハのSGだったもん。コピーモデルじゃなくて、安くてもオリジナルの
楽器が欲しかった、いわゆる三大ギタリストのアルバムを聴くようになった
のは高校になってから。
ジャズに関してもおんなじ感じだった。ARTISTの名前はマイルスとアート
ブレイキーは知っている。他は???っていう状態。ジャズの入門書や
雑誌を読み情報を仕入れる。そして、聴く。まぢか!これが名作っていうのか!
と驚いたのが「ビッチェズ・ブリュー」。今では好きな作品だけど、初めて
聴いた時は「?????」だった。いいね!と心の底から言えるまでだいぶ時間が
かかった。名作でもね、聴くべき時期ってのがあると思う。その時期が来るまで
待てばいい。無理に聞く必要などない。無理に聴いて楽しめるだろうか?
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