2023年1月25日
今年の5月に六本木の青山ブックセンターで偶然見つけた。
中山康樹さんの文庫を読むのは、「マイルスを聴け!」以来になるのかな?
集英社文庫ってのもレアだな。と手にとってどうしようかな?と一瞬、
思ったけど、今度この本とめぐり合うのはいつになるのか分からないな、
と思って購入。それで最近ようやく読んだ。あっという間に読了。
通勤電車でも文庫は最高。
それでこの本、ショートストーリーが40本収録されている。淡々と
読もうかな?と思っていたが、読むのにはちょうどいい長さの短編。いい
テンポで読める。登場してくるジャズメンは有名な方ばかり。読んでいて
ワクワクする。よくこれだけの短い長さきちっと書いているのは見事としか
言い様がない。巻末の「マイフェヴァリットジャズ30」も読んでいて
楽しい。2008年3月に第一刷。その後は残念ながらない。こういう読み
やすいジャズに関する本は無くなって欲しくない。永遠に読まれていく
ことを私は希望するけど。現実は厳しいんだろうな。
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