好きな音楽にまみれた男の日常

生で聴いたときは鳥肌が!

ジェフ・ベックの名曲。「哀しみの恋人たち」です。
はるか昔、ジェフベックを聴きはじめた頃に憧れていた曲。
そもそもこの曲が収録された「BLOW BY BLOW」が
憧れの一枚だった。洋楽を聴きはじめた中学生の頃は、ロックばかり
聴いていたので、ギターは歪んでいなければダメだと思ってた。

 だからこのアルバムで聴けるような、ナチュラルな歪みは物足りなかった。
その後、時間が経過。いろいろ聴いてみると、このアルバムでのギターの音色、
かっこいい!やばい。ヴォリューム奏法が泣ける。ピッキングの強弱がなんとも
グッとくる。こんな感情を込めた演奏をするギタリストって、いない!
すごいなジェフ・ベック!と思ってた。

 来日公演はいろいろタイミングが合わず。ようやく体験できたのが、
赤レンガ倉庫でのブルーノートジャズフェスだった。そこで生「悲しみの
恋人たち」を聴くことができた。イントロのギターの演奏が聴こえただけで、
鳥肌がサーっとたった。もう、感激以上。感激で泣けるかと思ったが、
涙も出ないくらい唖然呆然だった。

「BLOW BY BLOW」を聴いてみるのもいいだろうし、最近のライブ盤にも
この曲はきちんと収録されている。スタジオ盤とライブの違いはあるが、
ギターの音色の違いに耳を傾けて聴くのも面白いと思う。