Elephant Talk　から聴きはじめた

　今ではキング・クリムゾンが大好きだけど、真面目に聴くよう
になったきっかけは、エイドリアン・ブリューが加入したから。
そしてこの曲に興味をもった。どうやって像の鳴き声のような音を
だしているのだろうか！？ってね。

　クリムゾンに加入する前に、デビット・ボウイのバンドで
演奏している姿を見て衝撃だった。ペイントが剥げたストラトを
低いポジションで弾く姿。アームを激しく使って、ものすごい音を
作り出す演奏に驚きしかなかった。

　そんなギタリストがクリムゾンに加入したんだったら、聴かなきゃ
いかんでしょ！と思ったのだ。結果、彼が加入している時期から
聴き始めて、どんどん昔の作品も聴くようになった。ジャケットが
苦手だった「21世紀の〜」も、こりゃすごい！と聴き直して
惚れ直した感じ。そして、彼が脱退した後も継続して聴いている。
脱退以降、この曲はお蔵入りになったんだろうけど、クリムゾンは
今ではドラマーが三人もいる。年齢を重ねても過激さは全く失われて
いないところに「すごい！」と思うのだ。