好きな音楽にまみれた男の日常

The Lost Album

基本的に通勤時は音楽を聴かない。
ここ数ヶ月、休日に外出する際には聴いている。
最近聴いているのが、コルトレーンの
「Both Directions At Once: The Lost Album」。
なんだか凄い!という評判で、個人的にはコルトレーンは
好きなので購入。買ってiTunesに登録しただけで聴かず。

最近になって聴いている。このアルバム、いいな。
コルトレーンは1967年に亡くなる。1965年に発表された
「アセッション」以降はそれまでの演奏スタイルとは
全く違う。

ざっくり言うと、聴きにくいと思う。私は不思議とフリー期の
コルトレーンは全然問題なく好きなんだけど。「アセッション」は
正直苦手。本題に戻って、このアルバムは1963年の録音。
フリー期の前。安心してください。フギョー!ブギョー!っていう
コルトレーンの晩年の演奏で聴けるような、叫び声のような音色は
聴こえてこない。穏やかである。ただそれだけでも安心すると思う。
コルトレーンって活動期間が短い。初期は聴きやすいけど、
晩年のフリーの時期はヘビー。どれを聴いたらいいのかな?と迷う
事もあるだろう。

 安心して下さい。このアルバムのコルトレーンの演奏は、優しく
聴き手を包み込むでしょう。