好きな音楽にまみれた男の日常

1976年6月 Weather Report

10代前半に洋楽を聴き始め、やっぱギターだよね!なんて思ってた
私の考えをひっくり返したのがジャコ・パストリアスの演奏だった。
私が初めてジャコの演奏を聴いたのが「8:30」。そして「BLACK
MARKET」へと進むのはごく普通だろう。

 先日、1976年6月のウエザー・リポートのライブ盤を入手。
これは凄かった。最初にジャコの演奏を聴いた時、「こういう演奏も
ありなんだ!」と思った。ベースって極々地味な楽器だと思ってた。
思ってたって言っても、所詮中学生の話。多くの音楽を聞いてた
わけじゃない。ルイズルイス加部さんの演奏にベースって格好いい
じゃん!と思った程度。ベースってあくまでも地味な感じと思ってた。

 それをぶち壊したのがジャコだった。「8:30」の少し前で
Weather Reportに加入直後のよう。だから未だ、ぱーん!と
弾けた感じはしないけど、部分的には凄い。その弾ける直前が
こんな感じ!というのを堪能するのには素敵な一枚だと思う。