好きな音楽にまみれた男の日常

2年経過か その1

父が亡くなって2年になる。亡くなる前日の午前中に面会に行った。
「姉が来週まで持たないかもしれない」と言った。そうかもしれないと
しか思えない状態だった。お薬手帳を病院に預けたにもかかわらず、
きちんと手帳を確認せず。入院期間中きちんと薬を服用させて
もらえなかったのが判明したのが前日の午前中。その時点で怒りだったし
脱力を感じた。明日から服用を開始します!と病院長が言って、その明日
である翌日の日曜日早朝に亡くなった。お薬手帳の最後の1ページを
確認していなかった為に。

 日曜日の朝6時10分に携帯に電話があった。鳴った時点で病院と思った。
「すぐ来てください」との電話。とうとうその時が来たんだな、と。
母と一緒に病院にタクシーでいった。病室に着いた時点で意識はなし。
姉には家を出る前に連絡。すぐ亡くなってしまうのかな?と思った。
徐々に冷たくなっていき、亡くなったのは5月21日午後12時35分。

 亡くなる2時間ほど前から、亡くなった後の事を想定して葬儀会社に
電話をしまくる。姉のご主人にいろいろ聴いて行動。葬儀会場はどこにする?
なんて事を本人が危篤の時にするもんなんだな、なんて思いながら電話を
かけていた。

 数社連絡をしたが、ただでさえ混乱した状況下で数社電話してお願いする
葬儀会社を決めなければいけないのは今考えてもハードだった。というのも
電話をかけて話を聞いた後に「どうしますか?」って感じで携帯に電話が
入るのだ。向こうも仕事とはいえ、なんだかね。結局、全ていいタイミングで
電話をかけてくれた会社に依頼することにした。

 亡くなった後に霊安室に移動。そして葬儀会社が到着。病院を出たのが
14時45分頃だったかな¥?入院した時にまさかこのような形でこの病院を
後にするとは思わなかった。そして、父本人も自分の母親と同じ病院で
亡くなるなんて思わなかっただろう。

姉夫婦が先に帰って父の部屋を片付けてくれた。そこで父に休んでもらった。