2023年1月5日
FacebookとBLOGにのせているマイルスのボックスセットの写真は、
マイルスがコロンビア時代に残したアルバム「ぜんぶ」っていう簡潔明瞭な
ボックスセット。
値段はそれなりにしたが、これを買うときよりも
迷ったのが、「モントルー全部!」っていうボックスセット。
マイルスのモントルージャズフェスでのライブを収録した物なんだけど、
購入した時点で70年代のマイルスは少々苦手意識をもっていた。いわゆる
「アガルタ」と「パンゲア」ね。今は、好きな作品なんだけど。演奏時間と
いうか一曲の長さって言えばいいかな。ほとんど40分以上だもんね。気軽には
聴けない。「聴かせて頂きます!」と少々気合いを入れて聴かないと、最後
まで通しで聴けない。このボックスセットには、そんな70年代の演奏が数枚分
収録されている。唯一の救いだったのが、思ったよりも演奏時間が短かった事。
このモントルーの70年代を聴いてから他の70年代の作品を聴き進めたのは
当然です、はい。
そうそう80年代だと、同じ日で昼と夜のセットを収録されたのもある。
当然曲が重なる。同じ曲ってどうかな????。なんて事を考えつつも購入。
結果、こりゃーいい買い物をした♫っていうのが正直な感想だった。
確かに値段は安くない。けどね、マイルスの音楽の変化を知るのには格好の
作品だと思う。同じ曲を違うメンバーで演奏すると、こんな仕上がりになるんだ!
なんて事を感じながら聴いていると、ホント楽しいんだよね。
ちなみに、下の写真のような箱に入っています。箱の表がね、微笑むマイルス
なんだよね。
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