好きな音楽にまみれた男の日常

スルメのようなアルバム

7月21日の土曜日、小川隆夫さんの音楽ゼミナールに参加。

今回のテーマは「マイルス・デイヴィスの60年代」。

60年代のマイルスの音楽は激動だったんだなぁ〜と今更ながら感嘆。

それと、「スパニッシュ キー」の格好良さ。ビッチェズブリューって

今では好きなアルバムだけど、こう感じるまで時間がかかった。

別にね、無理に好きになろうという気持ちはないんだよね。

ジャズを聴き始めて、入門書の類の本を読み、マイルスだと結構この

アルバムが紹介されている文章が多かった。

何も考えず「へェ〜そうなんだ」と単純に思い購入。買ったのは旧店舗の

タワーレコードで。だから相当前の事。現在の店舗が1995年3月に移転

しているからそれよりも前。1991年位だったんじゃないかな?

買って、即後悔。最初の曲が23分あるのが耐えられなかった。1曲目の

開始と同時に、「つかみはOK!」って思えなかった。これ最高だね!って思うのは

だいぶ後。

 数年経過。その間、マイルス関係の本をあれこれ読む。それで、年代順に

きちんと聴いていこうと思ってごそごそ、引っ張りだしてきた。その後、

このアルバムのメイキング盤も入手。いやはや、時代を超越した作品だな〜っと

思った。