マイルスのモントルーでのライブがたっぷり収録された、20枚組のボックス
セットがある。買ったときは、今ほど、マイルスを好きじゃなかった。
気にはなっていた。実際のところコンブリートって言葉にグラッときた。
それだけで今考えると20枚組みをよく買ったもんだと思う。値段を枚数を考えると
高くないか!という判断もした。ま、冷静に考えるとこれだけのライブを一気に
聴けるんだもん。プライスレスだよ!(こういう考え方が危ないんだよな。
ま、細かいことは抜きにして、20枚で70年代から80年代のマイルスのライブが
堪能できるのが、よいところ。といいつつ、これを買った時点では70年代の
マイルスに対してちょいと苦手意識を感じてた。
けどね、買って聴いて大満足。こりゃいい!70年代の枚数で考えると、20枚中
2枚だけ。それに、「アガルタ」や「バンゲア」のように1曲が長くない。
30分位だったらOK。だって、ZEPのMOBY DICKだとそれ位の長さの日も
あるもんね。「天国への階段」はもう少し短いか。。。
この20枚組の細かなメンバーの情報等は箱の中に入っている小冊子に書いてある。
これを眺めながら聴かなきゃね。メンバーもいろいろ交代しているので、
演奏ごとに特色があって面白い。
でもね、タイムアフタータイムがね!いろんなVERSIONで聴けるのが、泣ける!
タイムーアフター〜はシンディの歌でも好きな曲。でも、一番印象に残っている
のはライブアンダーザスカイに行った時、開演で流れたのはマイルスの演奏。
この曲がスタートすると同時に鳩が空へ向かって行った。7月末の真夏だったけど
鳥肌がたったのだけは鮮明に憶えている。
この20枚組みを購入したら、後に発売されたコロンビア時代の50枚以上のBOX
SET は怖くなくなった。おかしいけどね。そういうとなんだかおかしいが、
そうなのだ。値段が20枚組と50枚以上のBOX SETだったらほぼ同じ位だった
記憶が。ま、いろんな事情があるんだと思うけど。
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