好きな音楽にまみれた男の日常

ストーリー・オン・ダイアル

 通常だったら、ごく普通に手に入れる事ができる作品を聴いてから、

ディーン・ベネディティの7枚組みを聴くんだろう。個人的には逆。

7枚組みからパーカーに興味を持って聴いているので。「ストーリー

オン・ダイアル」を聴くのは新鮮な感じ。昔に手にした

記憶はある。ジャケットが記憶にある。聴いたけど、まったく響か

なかった。

 一応、聴いておかなきゃね!と思って聴いたと思う。人間、無理しちゃ

いけないって事だね。「ストーリー・オン・ダイアル.vol.1」は1946、

47年の録音。あの7枚組みが1948年の録音だから、その少し前。映画でも

登場する「ラヴァーマン」の演奏が聴けるのがこれ。映画だとヘロヘロの

映像になっているけど、実際の音だけを聴く限りではそんなにヘロヘロと

感じない。それが分かっただけでも収穫大である・