バードは生きている

草思社から出版されたロス・ラッセル著の作品。

1975年に第1版が1975年に出版され、私が持っているのが、新装版第3刷発行

のもの。それでも1998年に発行。入手したのが、2013年。発行されてから

だいぶ時間は経過している。2013年って「粋な夜殿電波」でディーン・

ベネディティの7枚組みの存在を知り、「Complete Live At The Rockland

Palace September 26, 1952」に驚いていた頃。

　当時、演奏も聴きたいけどパーカーってどんな人間だったのか興味があった。

本を読まないと映画（バード）でのパーカーがそれだけだったから。それ以外に

もっと何かあるだろうと思って、関連書籍を読みたかった。

　これを購入したのは、渋谷の東急本店の上にある「丸善ジュンク堂」。ここ

ならば、パーカー関連の本もあるだろうと狙いをつけた。一応、黄色い

お店もチェックはしたけど、いまひとつだった。購入する前にパラパラと読んで

みて、古さを感じたが、内容はいい感じ。巻末にディスコグラフィーがあるし、

ディーン・ベネディティの名前も少し登場する。映画以外のパーカーを知る事が

できそうだな！と立ち読みして確認してから購入。

　読み終わるまで時間がかかったけど、面白かった。これを読み終わって、

「バード」を見た。映画に登場していない部分が多いんだ！と感じた。

この本は再読にしている。素晴らしい本。