好きな音楽にまみれた男の日常

The Bootleg Series-2 Miles Davis

シリーズの1作目が1967年秋。メンバーは黄金のクインテット。
そしてそれから約1年半経過後のライブを収録したのがこの作品。

メンバーが、

ハービー・ハンコック→チック・コリア
ロン・カーター→デイブ・ホランド
トニー・ウィリアムス→ジャック・ディジョネット

と変わっている。それにチックコリアがアコスティックピアノを
弾いていない。今回も前回に引き続きCD3枚とDVD1枚。

DISC1:1969年7月25日(フランス公演)

 このDISC1は、1993年に「Festival De Juan Pins」という
タイトルで発売されている。同じ日の音源。曲数だけをみると
2曲多いじゃん!と驚く。冷静にみると、Introductionで
一曲。最後の「Theme」で1曲というカウントになっているから
中身は同じってことになるのかな?と冷静に曲の長さを「Festival
De〜」と比べてみると、微妙に違う。曲ごとに数秒だけど長かったり
短かったりしている。基本的にメドレー形式で演奏されているので、
どこで曲の終わりとするか、曲の始まりとするか?によって違うのかな?

DISC2:1969年7月26日(フランス公演)

DISC1と2がビッチェズブリュー録音寸前の演奏。
録音が1969年の8月19-21日だから、録音した後に演奏はどう
変わったのか?ということをポイントとして聞くと1
面白いと思う。ということで、DISC3 は11月のライブ。
DISC1,2と曲目が違うし、一曲目開始と同時にジャック・
ディジョネットがドカドカと叩きまくるドラムではないから
聴いて見ると面白いだろう。

DISC3:1969年11月5日(ストック!ホルム公演)