コルトレーンは「バラード」から聴きはじめなかった。
ま、どの作品から聴きはじめなければいけない!なんて事は
基本的にないはず。けどね、最初に聴いた作品でその
アーティストの印象って形作られると思う。何事も第一印象が
大切だって事。私が初めて聴いたコルトレーンは「クルセママ」
だった。録音されたのは1965年6月10日と16日、そして10月14日。
コルトレーンの亡くなる前の数年間に発表された作品は、聴きにくい
ものもある。彼が亡くなったのは1967年。この作品が録音されたのは
1965年だから、亡くなる1年半前。そんなに「バラード」から
コルトレーンを聴きはじめた人でも、後期のコルトレーンを楽しむの
にはGOODではないだろうか?そのときは、1曲目聴かないで3曲目から
3-2-1と逆に聴いていくとよいのでは??
これはレンタルじゃなくて買った。なんだ、3曲しか収録されて
いないのか。。。と思ったのは事実。やっぱしねアルバムだったら
5曲以上収録されていないとなんだかね、寂しい。と、思っていた。
1曲目のクルセママは、とにかく怪しい。収録時間は18分51秒。
ボーカルもはいっている1曲目最初は地味な感じで静かに始まるん
だけど、3分少し前(2秒かな)からだんだんパーカッションやら
いろんな楽器が参加。逆に言うと、3分までは退屈かも。。。
そして聴こえてくるサックスの音色!いやはや過激な音。
こういうのって大好き。後期のコルトレーンはこれを超えているからね。
2曲目はドラムとのヂュオ。3曲目はそれまでの2曲と相反する穏やかな
世界を奏でている。3曲しか収録されていないけど、3曲ともに
異なる世界を奏でていて何回も繰り返して聴いてしまう。
このアルバムを聴いて、日本公演のライブ盤を聴き。そして最後に
「バラード」や「コルトレーン」を聴いた。そして、なんでまた
こんなに音楽が変わったのだろうか?と。そして、コルトレーン関係の
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