好きな音楽にまみれた男の日常

Kind of blueより先にBitches Brew

「最後のジャズ入門」をざざっと読み終わって、戻って読み返しいる。
で、「Kind of blue」も「Waltz for Debby」も今となっては聴いているけど。
ジャズを聴き始めた頃は聴かなかった。だって、ひねくれているから。
そんな、オススメの作品をそのまま聴いちゃ面白くないじゃん!、と思ってた。

 で、細かな記憶は遠い彼方なんだけど「Kind of blue」よりも先に聴いたのが
「Bitches Brew 」だった。なんだか凄いぞ!ってのは、本で読んでいたので
わくわくしてCDをセットしてスタートボタンを押した。その時点で一曲目が
20分超えってのは知らなかった。ひとまず、マイルスの音が出てくるまで時間が
かかったのだけは覚えている。

 で、感想?正直、後悔した。今、自分が聴くレベルに達していないと思った。
それから、25年位経過したのかな?「Bitches Brew 」に至る道を知ると、
ふむふむと納得する。それでまた聴く「「Bitches Brew 」。もうね、この作品に
到達するまでの流れを知ると本当ワクワクして聴けるんだよな。

 ま、こう思えるようになったのは小川隆夫さんのONゼミで「60年代マイルス」の
お話を聴くことができたからだと思う。

 でね、個人的には「Bitches Brew 」は早く買いすぎたってことでお蔵入り。
次に、聴いたのは「You’re Under Arrest」だったかな?「Human Nature」や
「Time After Time」が収録されているから聴いてみよう!と思った。
まだまだ、50年代のマイルスには辿りつかなかった。ま、教科書通りに聴いて
いないとまわり道があるってもんだね。それはそれとして今となっては面白かったが。

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