2023年1月25日
きちんと再発をして欲しい。何か大人の事情なのかな?
個人的には、エイ!と思って購入した。これ、実際の音を聴いてかなかったら
買わなかったと思う。ほぼ毎回参加している、小川陸夫さんの音楽ゼミナールで
この音を聴いた。とにかく理屈じゃない。うっわ!この演奏は本当に日本人
なのか!?とほんと驚いた。昭和29年にこんなぶっ飛んだ演奏を日本でして
いたんだ!
そんな風にMOCAMBO SESSIONのCDを聴いて思う。このsessionは1954年
7月27〜28日に横浜の伊勢佐木町「モカンボ」におけるセッション。
演奏者の名前がCDの帯(この場合は、帯でいいのかな?)に書かれている。
細かな名前をしらなくても、秋吉敏子さんと渡辺貞夫さんのお名前は
知っているだろう。
1954年というと昭和29年。パーカーとディジーのタウンホールでの共演が
1945年。パーカーが亡くなったのが、1955年3月。パーカーが亡くなる前年。
バド・パウエルの「The amazing Bud Powell Vol.2」が1953年。
マイルスの作品だと「ウォーキン」が発表されたのが1954年。そんな時期に、
日本で唖然とするような(言葉の響きは良くないが)素晴らしい演奏をして
いたんだ!とそれだけで驚く。このアルバム。
コメントを投稿するにはログインが必要です。