好きな音楽にまみれた男の日常

Nothin’ but the Bass

日本のベースシストの中の一番の人である。古くはカシオペアの頃から

ずーっと聴いている。「Nothin’ but the Bass」は無敵なアルバム。

亀田誠治さんのプロデュースのこの作品、ベースの魅力が全編に満ち

溢れている。
 
 だって、1曲目がマイケル・ジャクソンの「OFF THE WALL」のカヴァー。

櫻井さんと共演しているKenKenのベースの音色が櫻井さんと違っていて良い

感じ。ベースシストの共演作品だと、同じような音色で弾きまくっているのも

ある。すると聴き分けるのは難しい。それで、面白くなくなってしまう。

このアルバムはきちんと聴き分けることができるのがGOOD。3曲目に収録されて

いるのが「Tears In Heaven」この曲はNathan EastとのDUO作品。フレット

レスの特徴のある音色が十分に堪能できる4分31秒だ。このアルバムに収録され

ている曲は最後の曲以外カヴァー作品。原曲も聴いたことあるのがほとんど

だった。唯一聴いたことがなかったのが「やさしさで溢れるように」だった。

この曲の生演奏を初めて目黒で聴いて、原曲を聴いてみたい!と思った。

原曲?泣けるくらい素敵。こんな素敵な曲をベースで演奏しようっていうのは

素晴らしい選曲だと思う。