好きな音楽にまみれた男の日常

愛しのレイラ

クラプトンを初めて知った頃、ラジオにかじりついてこの曲が流れるのを待っていた。
当時、中学生。FMやAMを録音していた。リスナーからのリクエスト曲がかかる番組が
大好きだった。聴きたい曲があってもそのアルバムを購入するだけの小遣いはない。
自然とラジオのお世話になる。

当時、聴きたかったのが「天国への階段」の最初から最後までとこの「レイラ」の最初から
最後までだった。今でも、2曲は大好き。天国への階段はイントロから徐々に盛り上がって
ギターソロで最高潮に達して、静かに終わるという流れというか曲の構成が素晴らしく
かっこいい!と中学生の私にグッときた。
 レイラは最後のスライドギターの演奏が聴きたかった。それまでの激しい感じの演奏と
対照的なデュアン・オールマンのスライドにグッときたのだ。だから、アンプラグドの
レイラは正直今ひとつなのだ。

 令和が発表になった当日、「レイラ」が頭の中でぐるぐる繰り返されてた。
その音は、アンプラグドのレイラじゃない。デレク&ザ・ドミノスのレイラ。
クラプトンのしゃがれ声。そしてスライドギター、
 ここ数年はライブでレイラを演奏しても、アンプラグドversionっていうことが
多かったようだ。今年(2019年)には久しぶりに、エレクトリックのレイラを
演奏したようだ。アンプラグドもいいけど、レイラはエレクトリックがいい。