好きな音楽にまみれた男の日常

A.A.OBB

ライブ盤を入手した。非常に嬉しい。今私のiTunesに登録してあるのは
渋谷のツタヤで借りたもの。何年前に借りたかなんて事は忘れた。
10年以上は前。まだ代官山の蔦屋書店ができる前。渋谷のツタヤの
品揃というかレンタルの在庫に唖然としていた頃。ひょっとして
あるかな?とドキドキして店内をウロウロ。このアルバムが並んでいるのを
見つけた時は、「おー!」と言葉にならなかった。

その後、買おうと思ったらふらっと御茶ノ水のdisc union Jazz in
TOKYOに行ったらあったので迷わず購入。これ1989年のライブ盤。
1989年っていうと働き出す1年前。ジャズを聴いてたかな?ほとんんど
聴いていなかったと思う。だけど、このライブはNHKテレビでも放送
されていたので見た。

 当時、菊地雅章さんのお名前は知ってたかな?多分知らなかったと思う。
メンバーの中で知っているのは唯一、峰さんだけ。このライブ盤が収録
されたのは、1989年8月7日水戸である。水戸という場所とメンバーの構成
(菊地さんと峰さんが日本人、他7名は海外の方)に興味をもった記憶は
ある。

 1曲目の「Getting Ready」は短いけど、それ以外の曲は10分を超えている。
長いのだ。その長さに驚いちゃいけない。長いけど、その時間は緊張感たっぷり。
今から30年前の演奏なんだけど、今聞いても古くないと思う。パーカッションを
含めたリズムセクションはビシッとしている。その上に菊地さんのキーボードを
はじめとした楽器が縦横無尽に演奏しているって感じ。この構図は今も昔も
変わらない。

 これ、時代を超越した作品だよ。もし機会があったらぜひ!