聴いたことのないアーティストを聴くきっかけは適当なもんだ。
今回、フェイスブックのタイムラインを眺めていて気になったのが
スコット・ハミルトンのアルバムの
「Scott Hamilton Is A Good Wind Who Is Blowing Us No ILL」
このアルバムのジャケットに、ムムム!と思ったのだ。
ジャケットが黄色?座ってサックスを構える姿がかっこいいじゃないか!
それに、サングラス姿がなんともかっこいい!ふむ、靴はコンバースか。
ジャケットの色はすごいな。黄色のジャケットというとスカパラをイメージ
してしまう私。このジャケットの色に負けないくらいハードの演奏を聴かせて
くれるのかと勝手に想像してワクワク。
さて、どんな感じかな?と1曲目をスタートさせる。耳に飛び込んでくるのが
ソフトでムーディな感じの曲。いやはや、ジャケットの姿からアップテンポで
吹きまくるのを想像していたので少々拍子抜けだけど、これはイイ。
一曲目のタイトルが「That’s All」この曲を1曲目か。イイね。終わりに持ってくると
なんだかハマる感じがするの。そりゃないだろう!って感じで。曲のタイトルもそうだし
この演奏を最後に聴かせられると、ニヤニヤしてもう一度最初からリピートしたくなる。
それをまず最初にもってくるセンス!素敵だな。考えられた行動。縁起が悪い話だが、
この曲を私の葬儀の際にぐるぐるとリピートして流せてもらうのもいい演出かもしれない。
このアルバムが録音されたのが1977年。ふむ、私が13歳の頃。マイルスで考えると
活動を休止していた時期になる。活動休止直前に発表されたアルバムが「アガルタ」と
「パンゲア」って感じ。その時期、いわゆるフュージョンがいろんな雑誌に取り上げ
られたいたのを思い出す。
このアルバムが録音されてから42年経過。でも、このアルバムに収録されているような
JAZZは決して廃れることも枯れることもなく存在しているのは明確な事実。
素晴らしい演奏は時代を超える。そう実感するのだ。
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