好きな音楽にまみれた男の日常

Duran

最近何回も繰り返して聴いている。
マイルスの曲だけど、初めて聴いたのは、DCPRGのアルバム
「SECOND REPORT FROM IRON MOUNTAIN USA」に収録されている曲。
タイトル「Duran feat. “DOPE” by Amiri Baraka」となっている。

曲をスタートさせてまず耳に飛び込んでくるのは、これはなんだ?
誰だ!この迫力のある突っ込むような人の声は?

「Amiri Baraka – Dope」をサンプリングで使っていると。
ふむ、それは理解する。でもね、その使い方がかっこいい!
曲の始まり方もいい・唐突といえば唐突。意表を突いている展開。

 2011年12月にDCPRGがブルーノート東京に登場した時も行った。
この時の一曲目が「Circle Line」だった。それまでこの曲は、
ライブ後半で演奏されるものという先入観があった。それを
壊すように1曲目。これはカッコ良かった。そもそも、ライブの
曲順が固定しているのは驚きが何もないと思う。

 それで「Duran」に戻る。これも見事なまでの意表をつくスタート。
ベースラインまで簡単にたどり着かないのがたまらない。是非!
絶対!DCPRGとマイルスの「Duran」を聴き比べてみて欲しい。
どちらが好きか?、というのは度外視して聴いてみるのだ。
マイルスの「Duran」をこう解釈するのもありなのだ!
さすが菊地成孔さん!スクラッチをこういう風にCDに収録するのも
最高!